先日のテキスト「12/8 アーサー王学会 印象記」について、2点の補筆。
〈後日付記その1〉
デヴィッド・ボウイの瞳の色が違うことについては、若いころに実兄との喧嘩で殴られたことが原因で片方の目の瞳孔が開いたままになってしまった、というご指摘がありました(山田南平先生サイドから……恐縮です……)。
そのため、虹彩の色は左右とも同じとのことです。
つまり彼の眼の色が違う(ように見える)ことは、後天的なものですね。
若いころの喧嘩が原因とはいちおう知ってはいたのですが、Wikipediaに、
「ボウイの虹彩の色が左右で違うのは目を殴られたためとの説があるが、先天性の虹彩異色症によるものである」(「デヴィッド・ボウイ」の項目)
「デヴィッド・ボウイ(ミュージシャン。男優) - 先天性。右眼はブルー(青色)、左眼はヘーゼル(淡褐色)」(「虹彩異色症」の項目)
とあったので、つい引きずられました……。
ご教示いただき、ありがとうございます!
ともあれ、彼の眼の色が違うことが、ただでさえ美しい顔をしているボウイのカリスマ性をいや増していることは間違いありません。
神話的なビジュアルをもったミュージシャンとしては、アルビノのエドガーとジョニ―のウィンター兄弟とともに最高峰でしょう。
〈後日付記その2〉
ロイエンタールの旗艦はトリスタンであり、パーツィバルに乗ったのはミュラーである、という指摘を銀英伝帝国派の我が義弟からいただきました(笑)。
これもそのとおりです。
どっちもアーサー王ネタなので、ついごっちゃにしてしまいました。
田中芳樹が数あるアーサー王登場人物の中から、どういう理由でこのふたりを選んで戦艦名にしたのかは、興味のあるところです。
トリスタンもパーシヴァルも、円卓の騎士中で屈指の高徳の騎士であり、しかもトリスタンにはイゾルデという特定の恋人がいて、パーシヴァルは聖杯探求に成功するわけだから純潔です。
つまり、生真面目なミュラーはともかく、漁色家のロイエンタールの搭乗艦としては、必ずしもふさわしい名前ではない。
かといってロイエンタールを「モードレッド」に乗せたりしたら、ネタバレになりすぎると思ったのでしょうか。
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