ここのところ、いくつかの長めのテキストがアップされましたので、ご紹介したいと思います。
紫苑様のブログ。
「その本が世に出てくるまでの時間を噛みしめ、手元へやって来ることを心待ちにできる時間の、なんと幸せなことか」
「アーサー王の世界への愛と情熱を込めたラブレター」などなど、胸アツなテキスト。
誇張ではなく、僕はちょっと泣いたのでした。
紫苑様は、この前の投稿でアーサー王とスターウォーズについても長文の考察を書いておられます。
こちらもファンにとって実に面白い内容です。
今回はアナキン論が中心ですが、いつかルーク論も読みたいですね。
朱鷺田祐介様のこちらも、要を得た紹介となっており、ありがたいです。
「「いかアサ」は、三種バリアント・カバーなど、萌えるアピールも目立つが……この2019年におけるアーサー王を解説するために欠かせない多彩な人材を揃えた」
そう。いろいろ設定を盛りましたが、本ですから、文字の配列がどれだけ面白いかが本質です。
そしてその意味でも、いかアサは自信作です。
そして、山田南平先生が推敲を重ねた長いテキスト。
日高万里先生の「いかアサ」関連記事にもジャンプできる、二度おいしい構成です。
『金マビ』に対する、アーサー王物語に対する、アツい思いが吐露されます。
このタイミングで山田南平先生に出会えたことは――そしてインタビューとイラストをいただけたことは――「いかアサ」にとってなんと幸運なことだったのか。そのことが再認識されます。
本作りというのは基本的に「持ち寄りパーティ」だと思っています。著者・デザイナー・装丁家・イラストレーター・編集者・編者がそれぞれの得意料理を一皿ずつ持ち寄って一堂に会します。「いかアサ」のような複数著者が参加するタイプの論集はとくにそうです。
今回の持ち寄りパーティは、朱鷺田祐介様の書かれた通り、「アーサー王を解説するために欠かせない多彩な人材を揃え」て、豪華なテーブルになりました。
「本が好き!」サイト内でも書評がアップされています。
Amazonのレビューもすこしずつ増えています。
ぜひご覧ください!
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