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執筆者の写真みずき書林

「失うことを学ぶのだ」

日々体調は浮いたり沈んだり。

副作用のせいか、今日は食欲がほとんどなく、ずっとお腹が重たい感じ。


朝はエネルギーチャージ用のゼリー飲料。マスカットを3粒ほど。

昼はせいろそばを1枚。しかも完食できずに半分以上残してしまう。

夜はこれからだけど、素うどんくらいかな。

間食として甘いものをなるべく採るようにしているけれど、なかなか喉を通らない。

(あきらくん、さや、フルーツ大福がとても美味しい。フルーツっぽいものが今日は一番食べやすかった。どうもありがとう)


これまでずっと、食べることは、人生の大きな喜びのひとつだった。

それがもし損なわれるとしたら、こんなに悲しいことはない(ねえ、智秋さん)。

でも、それもいずれは受け入れないといけないことなのかもしれない。


午前中に渋谷でミーティング1件。

午後は小休止の後、メールの返信&いま進行中の企画のためのレイアウト見本制作。


11月刊行の本のゲラができあがってくる。

近刊『「いただきます」の人類史』の最終ゲラも出来上がっている。

明日はこれらを集中的に読んでチェックする日。

やることはたくさんある。



再び、メイ・サートンの本『独り居の日記』より。


「回復するために失うことを学ぶのだ。何ひとつ、たとえば痛み、それも心の痛みさえ、同じものとしてはとどまらないことを思い出すことだ。佇みつくし、すべてを過ぎ去らせるのだ。流れに身をゆだねるのだ」


「私には考える時間がある。それこそ大きな、いや最大のぜいたくというものだ。私には存在する時間がある。だから私には巨大な責任がある。私に残された生が何年であろうと。時間を上手に使い、力のかぎりをつくして生きることだ。これは私を不安にさせはしない」



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