山田南平先生が、先日の往復書簡を受けてブログ記事を書いてくださっています。
いつもブログを読んでくださり、ありがたいことです。
堀くんともども、励みになります。
『自省録』と般若心経の共通点について。
二十歳頃に般若心経に出会った山田先生が、それ以来ずっと指針にしてきたというのはちょっとした驚きでした。
首尾一貫したアーティストの人生には、やはり何らかの指針となるものがあるものなのでしょうか。興味深いことです。
「川の中の大きな岩になること」
ということばも、考えさせられるものです。
僕はいま病気を得て、なかなか難しい状況にあります。
医療に関して素人ですから、それに対してできることは、ほとんどありません。
信頼できるお医者さんと看護師さんたちに出会うことができたので、ほぼ一切をお任せして、あとは普通に暮らしているばかりです。
たしかに心穏やかに暮らせないこともあります。考えてみれば悲しかったり怖かったりすることもあります。
ただただ、生きていることが不思議だったりもします。
境地に達するというよりは、そうやって放っておくよりほかに方法がないという感じです。
そのなかで自然に感じられる内心の感情を大切にしたいと思っています。
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