毎日新聞の本日朝刊に、『旅をひとさじ』の松本智秋さんのインタビューが掲載されました!
執筆は竹内麻子さん。
「なぜひとり旅をするようになったのか」
「ひとり旅の面白さは」
といった話題では、楽しさ・興奮・普通のごはん・交流といった智秋さんらしいことばが綴られます。
そして後半では、
「本の中で破壊されたシリアの街並みと人びとの暮らしを伝えている」
「出版直後にロシアによるウクライナ侵攻が始まった」
といった話題になっていきます。
ここでは、「もやもや」というキーワードが使われます。
限られた文字数の中で、本で伝えたかったことを過不足なくフォローしてくださっています。竹内さん、ありがとうございます!
余談ですが、小社の執筆者のなかには、この「もやもや」ということばをよく使う方が他にも何人かいます。
別の場所や別の時代に想いを馳せるとき、それを本や旅や映像やイベント企画などで表現しようとするとき、彼女たちは「もやもや」という曰く言い難い感情の周りを旋回しています。
わからないことはわからないままに、簡単に答えを出さずに考え続けること。
もしかしたらインタビュアーである竹内記者も同じ想いを抱いているのかもしれません。
どちらかというと簡単に言語化してそれで事足れりとしてしまう傾向がある僕が、常々見習いたいと感じている姿勢です。
さらに余談を重ねれば、今日は小社の4度目の創立記念日です。
そんな日に記事が載って、とても嬉しく思います。
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