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執筆者の写真みずき書林

読売新聞サンヤツ 2月1日


読売新聞にサンヤツ広告を出しました。

名古屋以東は本日掲載、西は明日2/2の朝刊とのことです。


の3点。


ここでは、『マーシャル、父の戦場』および、関連する映画作品について書きます。


まず、同書の編者である大川史織さんによる初監督映画『タリナイ』は、大阪シアターセブンで2/8まで公開中です。


さらに、長崎・佐世保・諫早で計6回の上映が予定されています。



「関心はあるけれど知識はない」という事柄に対して、ドキュメンタリー映画はその知的欲求を満たす入口になりえます。

先の戦争について、日本といわゆる〈旧領土〉について、マーシャル諸島について、死者の遺すテキストについて、父と子の関係について、今もなお戦争の痕跡とともに暮らす人々がいることについて。

もしもそういったことにいささかなりとも関心があって、でもどこから手をつければいいのかわからないならば、この映画はひとつの入口になるはずです。


その入口は、いつでも開いているとは限りません。

ドキュメンタリー映画(や僕のような小出版社が作っている本)は、いつでも目にすることができて、どこでも手に入るわけではありません。

「この機会にぜひ」とはありきたりな言い方ですが、いまこの入口を逃したら、なかなか次がめぐってこないかもしれない類のものです。



さて、その小さな入口を開いたままにすべく、映画の姉妹編『マーシャル、父の戦場』はおかげさまで増刷が決定しています。

来週2月4日には増刷が出来上がります。

この広告を出してから、某有名密林サイトでの在庫数が少しずつ、でも着実に減っています。

広告の効果かと嬉しく思います。



小さな入口から、もしかしたら大きな出口が見つかるかもしれません。

(ええと)この機会にぜひ!!




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